« “大津絵” 大津パルコ | メイン | 衣の着あわせ -松本パルコ その3- »

2009年9月18日 (金)

生地のハナシ13 ~刺し子織~

気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。
今回は“刺し子織”。 織?と気になられた方も おられるかも知れませんね。


“刺し子”といえば…、お馴染み 手作業で1針1針糸 を刺し 模様を作り出す『手刺し子』。 古い藍布を何枚も重ね、補強の為に縫い合わせた物、『津軽のこぎん刺し』『南部菱刺し』等が代表的です。Photo


“刺し子織”とは、経糸(タテイト)と横糸の交差の中に、太い刺し子糸をあわせて その模様を表現した物。 経糸に太い刺子糸を加えたものを「たて刺」(たて二重織)、緯糸に太糸を加えたものを「よこ刺」(よこ二重織)と言うそうです。


補強・保温・装飾 とその目的は幅広く、今でも打ち込みの強い“刺し子織”ができる織機は少なく、大変 貴重な素材なのです。


糸の凸凹がしっかりと出ている為、藍染めの場合 着込んだ時の凸部分に“あたり”がつきやすく、顔料により染めた場合、凹の深い所に染料がたまり、その部分の色は濃くなり 表情を作り出すのです。


そんな“刺し子織”素材の 衣 謹製の1作品。表情のおもしろさを、ぜひ その目でじっと見つめてやってください。見るほど、着るほどに やみつきになりそうな素材です。


『刺し子』については 別のおもしろいハナシがありますので、また別の機会に お話しさせて頂きますね。

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29