高台寺紅葉見学
先日、衣スタッフ何人かと、紅葉の見学に行って来ました。
場所は、京都有数の古刹『高台寺』。
秀吉の正室である“ねね様”が、秀吉の冥福を祈るため建立した寺院であり
また、ねね様の終焉の土地でもあります。
そんな高台寺に私たちが向ったのが、夜の九時前。
すっかりと暗さを纏った夜の東山は、驚くほど澄んだ空気が流れていました。
寒さのせい?
高地のせい?
それとも、そこに棲む“時代の流れ”のせい?
図らずとも私たちは、脈々と続く時間軸の上に
一歩足を踏み込むことが出来たのです。
秀吉が、ねね様が、存在した同じ場所に立つこと。
それだけで身が引き締まると思いませんか・・・?
さて、肝心の紅葉は・・というと・・、
今年は少し遅いという言葉通り、まだまだ色付き中。
それでも、ライトに照らされ誇らしげに燃えるモミジは、
皆に感嘆の声を上げさせました。
今、この瞬間にしか見ることの出来ない、自然の美しさ。
それは、水面に映り‘合わせ鏡’の様に幻想的な姿を見せる木々。
それは、強く青く伸びる竹のたくましさ。
そして、ぼんやりと夜を照らす月明かり。
奇しくも、今期の衣のテーマは「利休」。
ここ、高台寺の茶室も伏見城から移築された千利休の作だそうです。
時を越え、先人が築いた文化や思想は、こんな自然の産物と共に
今も息づいていました。





