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2007年4月 9日 (月)

「衣」薀蓄(うんちく)書~園原編~

みなさんこんにちは。名古屋パルコ店の園原です。

いよいよ暖かくなり、桜が咲く季節になりましたね。

みなさん、もうお花見には出掛けられましたでしょうか?

桜は野生種や園芸品種を含めると300種類以上あるそうですが、

鑑賞を目的に品種改良された「ソメイヨシノ」が一番ポピュラーですよね。

どうしてこんなにソメイヨシノが多いのか…、気になって調べてみました。

ソメイヨシノは他の桜よりも成長が早く、葉よりも先に薄ピンクの大きめの花が

びっしりと咲き見栄えがすることから、他の桜よりも人気があるそうです。

枝いっぱいに花が咲き乱れる姿、風に吹かれ花びらが舞い散る姿は

言葉にならないほど素晴らしい光景で、私も大好きです。

しかしその美しい姿を人々の目を楽しませる以外の目的で、たくさん植樹された時代が

あったそうです。それは、「一斉に咲き華々しく散る」ことが軍人精神と合致するという

ことから、戦時中に死を賛美して兵士を戦地に赴かせるため、日本中の学校や公園、

城跡等への植樹が奨励されたそうです。ただただ綺麗だと眺めていた桜にも、

そんな意味を含ませた時代があったのかと心が痛くなりました。

人が背負わせた暗い影…、そんなことをものともせず、

毎年力強く美しく花を咲かせる桜を見ていると、

「良いこともあれば悪いこともある。くよくよせずに前向きに」

と言われているような気持ちになります。

新しい生活に足を踏み出す人も多い4月に咲く桜、

そんなメッセージを込めてこの時期に咲いているような気がして・・・。

日本人の心に深く根をおろしている桜。

これからも平和で美しい国、日本の象徴であってほしいと思います。