「衣」薀蓄(うんちく)書~岸田編~
皆様こんにちは。三条店の岸田です。
今回のテーマ“薀蓄“という言葉が発表された時、
僕の頭の中で 1頭の動物が浮かんできました。
幼い頃から、とても気になる動物。
・・動物というより その存在が、その形が、その色が
気になっていたのです。
そいつは、父が飲むビールのラベルに必ず描かれていました。
角を持ち、目は鋭く 炎の様な毛並みをした動物。
それが「麒麟」だと知った時には、相当な驚きがありました。
自分たちが知っている“キリン”とは、随分とかけ離れた
姿形をしているではないですか!
首も短いし、色も黄色じゃないし、そして何より怖そうです・・。
幼心に抱いた疑問と不安は、色々な事を知るにつれ、
少しずつ解決していきました。
まず、あの“麒麟”は 中国の伝説上の動物で、鹿に似た
容姿、狼の様な顔、牛の尾に馬の蹄(ひづめ)を持っている事。
そして、その見かけとは反対に 優しく穏やかな性質を持ち、
それ故にか、麒麟を傷つけたり殺したりは大変不吉な事と
されている、とも知りました。
つまり、“麒麟”と“キリン”は、完全なる別物だったのです。
納得!の反面、幼い頃の僕の心の中を走り回る、あのかっこいい
“麒麟”が、少しだけ遠くに行ってしまう様な気もしました。
ちなみに、今現在の中国語で“キリン”は「長頸鹿」と
書くそうです。長い 頸(うなじ)の 鹿・・・
これまた納得!?のマメ知識でした・・。

