「衣」薀蓄(うんちく)書~荒谷編~
こんにちは。衣代官山店の荒谷です。
~日本の伝統行事~「節分」
節分は、【季節が分かれる時】という意味で、立春・立夏・立秋・立冬などの、
各々の日の前日が全て“節分”にあたると言われています。
そして、旧暦での2月3日の節分が、年明けにあたります。
私は、小さい頃、節分に「鬼は外!福は内!」と言って、家族と仲のいい友達とで
“一年間良いことがあります様に・・”と強く思いながら、楽しくもまじめに
豆まきをしました。
この時期になると、そんな思い出が蘇ります。
『何故、豆をまくか?』
・・・穀物には、邪気を払う霊力があるそうです。霊力を持つ豆をまく事で、
“一年間病気にならない様に、邪気を払い福を呼び込む!”
だから、豆をまくそうです。
その後、豆を自分の年の数+1つだけ食べると、一年間病気にならないと
言います。だから、幼少時代の私は、固い豆を必死で食べたのですが、
食べ辛くて、無理矢理 水で流し込んだりして食べました。
あの苦しい体験を思い出すと、今でもむせる思いです・・・。
そんな豆の力を借りて、赤ちゃんを産む人などは、豆を安産のお守りにも
したりするそうです。
また、節分には、『まるかぶり』という風習もあります。
その年の良いとされる方角を向いて、太巻きを無言で食べるのです。
(一分と黙っていられない私は、食べている最中にしゃべってしまい、
母によく叱られていました・・・。)
これは、大阪からはじまった風習の様ですが、この風習にも
厄払いと幸せを願う気持ちが込められています。
太巻きは、鬼の金棒を意味し、その金棒を食べてしまう事によって『厄払い』をし、
福を『巻き込む』事、そして太巻きを切らずにそのままほお張るのは、
『縁を切らない』という意味があります。
スーパーで販売している紙製の「鬼の面」と「豆」を買い、大きな声で豆をまく。
そんな思い出を今でも私は、忘れられません。
皆さんも、日本の素晴らしい行事を大切にし、節分行事を行って、
素晴らしい一年にして下さい。

