「衣」旅行記~藤原編~
ねぶた祭りを知っていますか?
青森県を訪れたことはありますか?
短い夏のひとときを躍動的に引き回されるねぶた。
設計画はなく、作者の構想にある武者の指先一本に至るまでを表現する針金に小屋の中に立ちこめる和紙のにおい、ろうのにおい、墨のにおい。
ひとつひとつが重なる毎に大きさを増す様な錯覚をも感じるねぶたの制作現場。この言い表わせない魅力にとりつかれ移り住んだ方との出会いで私はつい先日、青森のねぶたを見に行く旅に出ました。祭りの短い期間しか留めておけないねぶた。
光が灯ると魂が込められたかの様に目に飛び込む色彩にぐぐぐと迫りくる動き。全てにおいて圧倒されました。体の芯まで響く太鼓にお囃子。夏をのみ込む様な祭りの雰囲気も感動的ですが、描き込まれた墨の勢いに鮮やか、かつ古来の彩色。制作を支える人々、そしてそれを伝えてくださった方々。言葉にできないものを大きく感じました。
なぜだかまだ私の中のねぶたの光は消えていません。
皆さんもせっかく日本に生まれたからには一度はぜひ見てください!!

