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2006年1月30日 (月)

色落ち

先日衣定番インディゴ撚糸トレーナーを
着てご来店されたお客様がおられました。
何とそのトレーナーは6年前の代物で、見た
瞬間に鳥肌が立つ程に素晴らしい色落ちでした。

「衣のトレーナーは普通の物より糸を強く撚られている為、
糸の芯までインディゴ染料が染まりにくくなっています。
その結果着込む事により、糸が擦れると芯白部分が顔を出します。」

後ろには鯉が大きく跳ねており、素材の色が変化してインディゴの濃淡が
出ている事も有りより一層、鯉の抜染柄も初めて見た柄のように迫力がある
物に感じました。ほんとに長い間大切に着込み育てて頂いている事に
感動しました。絶品の色落ち感を見せて頂き、私自身もインディゴ撚糸
トレーナーやTシャツを愛着を持って育ててやりたいと改めて思いました。

2006年1月23日 (月)

衣の展示会

毎年、桜の咲き始める頃と、紅葉が色づく頃に行われる衣の展示会。
この期間は、新商品をご紹介するだけではなく、普段は店頭にいるスタッフも各々作品を作らさせてもらいます。
展示会は、シーズンごとにテーマが設けられ、スタッフそれぞれがイメージした物を自分達の手で形にするチャンスです。
しかし店頭に商品として並ぶものは、全スタッフの投票により、上位3名のみ商品化する事ができます。
今回は新米の私も参加させて頂きました。
その間、テーマについて調べたり、デザインを考えること。
また、一枚の絵である下描きをTシャツとして完成させることの大変さを、改めて実感しました。
手描抜染、手刷り印刷、手彩色…と数ある技法のどれもが難しく、思い通りに行かないもどかしさ。
それでも、経験豊富な先輩スタッフ達のお力添えを得て、生まれたオリジナルのTシャツ。
作り上げるまでには、作業はもちろん、テーマに対する思いや、作品づくりについて教えて頂きました。
今回の経験と感動を大切にしていこうと思いを新たにするこの頃です。

2006年1月20日 (金)

~ 作り手の思いがつたわりますように ~

お待たせ致しました。Krm0268cid_1
1月の春物新商品入荷のお知らせです。
今月は姫2点、衣3点の計5点。
決して多くはありませんが、総柄、抜染、手彩色と衣の代表的技法により生まれた商品ばかりで、ゆっくり覗いて頂きたい5点です。
職人達の思いが商品から伝わる、そんな小京都への入り口は、こちらから。

2006年1月16日 (月)

明けましておめでとうございます。

新年早々、寒い中を福袋の為に並んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
年末31日、店頭に届く直前まで制作をしていた”出来たて”な衣の福袋は、中を開けてくださったお客様が”驚き””喜び”の幸福に包まれます様にとの願いを込めて詰められています。
「成人式に着ていくシャツに迷ってたら、これが入ってたんですよ!!」とスーツの下に福袋の中に入っていたシャツを着て成人式へ出席、帰りにお店に寄って下さった新成人のお客様。
大切な時、特別な時、そんな場面を、衣の服が共に過ごせたら幸いです。
今年も宜しくお願い致します。

2006年1月 9日 (月)

福袋と鶏がらスープ

東京や名古屋のスタッフも集まり、年一回全員で大騒ぎをする衣の忘年会。
楽しみに帰ってくるスタッフのため鶏がらスープを作った。
福袋でゴッタがえしている工房の中で一時の優しい匂いが部屋中にひろがる。
朝早くから、大きな鍋でコトコト煮込んで夕方にやっと白くにごったスープが出来上がったが、二十数名のスタッフが囲んで食べると一瞬でなくなる。
”福袋みたい”とこっそり心で思った。
半年くらいかけて、福袋だけの柄を描き、伊勢和紙を彫り、刺繍をうち、年末ギリギリにやっとできた物は、寒い中朝早くから並んで下さったお客様のところへ秒刻みで旅立ってしまう。
少し前、京阪電車”おけいはん”のCM撮影に衣スタッフが出演させて頂いた。
たくさんのギャラリーに見られている快感が忘れられないと洩らしていた事がある。
服はきっといつもそうなんだろう…。
いろんな人に見てもらう為、精一杯おめかしをして並んでいるのかもしれない。
それに比べて福袋の作品たちはスタッフですら目にする事はなく、ひっそり袋に入れられ封を開けてくれるたった一人の為、息を潜めて静かに待っている気がする。
手にされる、お客様の笑顔の為に、お客様にとって本当の福袋であるように…。

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